うんちくを語るには|マカロン

今回はコロっとかわいいカロンの歴史のご紹介です。

■マカロンはイタリア発祥!?

みなさんマカロンと言ったらラデュレピエール・エルメ・パリなどを思い出し、フランスを想像すると思いますが、実はイタリア発祥だと知っていましたか??
実は16世紀にイタリアのフィレンチェのメディチ家カトリーヌ・ド・メディシス姫がアンリ2世に嫁いだ際に菓子職人や料理人を引き連れて嫁いだことによってフランスにマカロンが渡ったと言われています。
そこからフランス全土に知れ渡り、いつの間にかマカロン=フランスというイメージになってしまいました。

■マカロンのレシピは250種類以上!?

実はこのマカロンレシピも250種類以上もあるらしいです。
みなさんがよく知っている表面がつるっとしていて、ピエと呼ばれる足がついたもの、これは「マカロン・パリジェンヌ(マカロン・リス)」と呼ばれます(リスとはフランス語でスベスベしたという意味)。
フランス全土に知れ渡るときいろいろ形を変えて広まったようです。
では他にはどんなマカロンがあるのでしょうか?

・マカロン・ド・ナンシー

ロレーヌ地方で作られたメレンゲを使用しない、表面がひび割れたマカロン
修道院で修道院長の胃に負担をかけないお菓子として修道女たちが作っていたお菓子でした。
18世紀に修道院が迫害を受けた際に、ナンシーにあるアシュ通りにかくまってもらったお礼に作り、それが広まったそうです。

・マカロン・ダミアン

北フランスピカルディー地方のアミアンで作られているマカロン
はちみつを加え、一晩置き、一度棒状にしてものを1cmの厚さに切って焼いたものです。

・マカロン・ド・モンモリオン

ポワトゥー地方のモンモリオンで作られているマカロン
形は王冠上で卵白と砂糖がやや多め。香ばしくてややねっちりと柔らかめです。

・マカロン・ド・サン・テミリオン

ボルドー地方で作られているマカロン
形は平でやや小ぶりでナンシー・マカロン同様表面にひび割れがあります。
土地柄ソンテーヌという甘口のワインを入れ湯煎で温めて作るマカロンです。

・マカロン・ド・サンジャン・ド・リュズ

サンジャン=ド=リュズ地方で作られているマカロンで表面はさっくり、中はしっとりとしています。
1660年に太陽王ルイ14世とマリー・テレーズの結婚式の際に菓子屋「メゾン・アダム」が贈ったマカロンです。
あまりの美味しさにご褒美としてクリスタルと金で装飾されたロザリオを褒美として渡したそうです。
今でも「アダム」は同じ場所にあり、伝統を守り続けています。

ざっと6種類ですが、私もマカロンと言って最初に思い出すのは「マカロン・パリジェンヌ」でしたがこんなにも種類があり、こんなにも違うのかとびっくりしました。
調べてみたらまだまだありそうですね!!

■マカロナージュ

みなさんマカロナージュって知っていますか??
カロンを作る中で一番大事な工程なんですよ。
マカロナージュとはマカロンを焼いたときに膨らみすぎないように卵白の泡を潰す事で、つぶし過ぎてしまうと、薄っぺらくなりピエが少なくなってしまうのでとても難しいんですよ。フランスでもマカロンが焼けてやっと一人前のパティシエと言われるくらい難しいです。
みなさんも挑戦してみてはいかがでしょうか?
https://youtu.be/BB80YzcRDRI

 

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